数列演習
'08
年
[15]
(
数列の和
)
各項が正である数列
の初項から第
n
項までの和
が
(
)
を満たすとき、次の問いに答えよ。
(1)
,
(
)
を示せ。
(2)
(
)
を示せ。
(3)
(
)
を示し、
を求めよ。
(
山形大工
'08)
解答
(3)
の後半は数学Vの
極限
の問題です。
(1)
のような、
と
が登場する問題では、
を利用するのが定石です
(
数列の和と一般項
を参照
)
。
(
)
・・・@
(1)
@において、
とすると、
∴
∴
(
)
よって、
ですが、@両辺の
2
乗を考えてみてもうまく行きません。ここは発想の転換をします。ふつうは@から
,
を消去して、
,
が出てくる関係式を作るのですが、逆に、
,
を消去して、
,
が出てくる関係式を作るようにします。
を@に代入して、
分母を払って、
∴
(
)
・・・A
(2)
Aは、数列
の
階差数列
が、
であることを示しています。階差数列の公式より、
(
,
より、
のときもこれでよい
)
∴
(
)
(3)
のとき、
(
不定形の極限
を参照
)
∴
.......[
答
]
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