早大理工数学
'13
年
[3]
とする。次の問いに答えよ。
(1)
実数
t
に対して
とおく。
x
が実数全体を動くとき、
が最大値をもつような
t
の範囲を求めよ。また
t
がその範囲にあるとき、
の最大値とそのときの
x
の値を求めよ。
(2) (1)
で求めた最大値を
とする。
a
を定数とし、
t
の関数
を考える。
t
が
(1)
で求めた範囲を動くとき、
の最大値を求めよ。
解答
面倒な微分の計算問題です。慎重に計算しましょう。
(1)
(
微分の公式
を参照
)
は単調増加
(
関数の増減
を参照
)
で、
,
より、
は
となる値をとります。
(i)
のとき、
とすると、
,
∴
(
対数関数
を参照
)
よって、
において
で
は増加、
において
で
は減少。
従って、
は
において最大値
をとります。
(ii)
のとき、すべての実数
x
に対して
で
は単調減少。このときは、
は最大値をとりません。
以上より、
が最大値をもつ
t
の範囲は、
......[
答
]
の最大値は、
......[
答
]
(2)
(
)
とすると、
∴
なので、すべての実数
a
に対してこれを満たす
t
が存在します。
において
で
は増加、
において
で
は減少。
は、
において最大値
をとります。求める最大値は、
......[
答
]
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