東大理系数学
'13
年前期
[2]
a
を実数とし、
で定義された関数
,
を次のように定める。
このとき
のグラフと
のグラフが
において共有点をちょうど
3
つ持つような
a
をすべて求めよ。
解答
,
のグラフを追求していくと行き詰まります。文字定数は分離する
(
微分法の方程式への応用
(2)
を参照
)
、という定石であっさり解決します。
のグラフと
のグラフの共有点の
x
座標は、方程式
の解です。
なので、両辺を
x
で割ると、
この解は、
と
を連立したときの解です。
とおくと、
(
商の微分法
を参照
)
とすると、
においては、
より
(
)
x
が
0
に近いところでの増減表は以下のようになります
(
関数の増減
を参照
)
。
x
0
×
−
0
+
0
−
0
+
0
−
×
であり、
の極値について、
の場合は、
となるので、増減表より、
のグラフと
のグラフが
において共有点をちょうど
3
つ持つ
a
は、
,
.......[
答
]
東大理系数学
TOP
数学
TOP
TOP
ページに戻る
各問題の著作権は出題大学に属します。
©
2005-2022
(有)りるらる
苦学楽学塾
随時入会受付中!
理系大学受験ネット塾
苦学楽学塾
(ご案内は
こちら
)ご入会は、
まず、
こちらまでメール
をお送りください。
雑誌「
大学への数学
」出版元