京大理系数学
'04
年前期
[5]
複素数
α
に対してその共役複素数を
であらわす。
α
を実数ではない複素数とする。複素平面内の円
C
が、
1
,
,
α
を通るならば、
C
は
も通ることを示せ。
(
注意:複素平面のことを複素数平面ともいう
)
解答
現行課程においては範囲外の問題ですが、計算部分は、現行課程で対応できます。
円
C
の中心を表す複素数を
c
とする。
1
,
,
α
が円
C
上の点であることより、
(
複素数平面
参照
)
各辺
2
乗すると
(
絶対値
参照
)
、
・・・@
よって、
・・・A
・・・B
Aより、
・・・C
B,Cより、
・・・D
@,Cより、
・・・E
と
c
との距離の
2
乗について、
(
Dを用いると、
)
よって、Eより、
これより、
と円
C
の中心
c
との距離は円
C
の半径に等しく、
は円
C
上の点です。
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