Pythonに挑戦(8)その(2)からの続き
Pythonの演算について説明します。
2.演算
(1) 算術演算子・論理演算子
a = b # 代入演算子‘=’の右側(通常は式)の処理を行って左側の変数に代入する。aもbもカンマ‘,’でつないで複数個のデータを一括で代入させることができる。代入側被代入側の個数は一致させる必要がある。
a + b # aとbの和
a – b # aとbの差
a * b # aとbの積
a / b # aをbで割った商
a % b # aをbで割った余り
a ** b # aのb乗
~a # aの各ビットの反転
*a #リスト・タプルaの展開(アンパック),*a = 1, 2, 3とすると、要素がリストとして代入される。print(*a)とすると、“1 2 3”というようにリストが展開して出力される。
a | b # aとbの各ビットのOR
a & b # aとbの各ビットのAND
a ^ b # aとbの各ビットのexclusive-OR(排他的論理和)
# aをbビットだけ左シフト
# aをbビットだけ右シフト
a += b # aにbを加えてaに入れる(a = a + b)
a -= b # aからbを引きaに入れる(a = a – b)
a *= b # aにbをかけてaに入れる(a = a * b)
a /= b # aをbで割ってaに入れる(a = a / b)
a %= b # aをbで割った余りをaに入れる(a = a % b)
a **= b # aをb乗したものをaに入れる(a = a ** b)
a |= b # aとbの各ビットのORをaに入れる(a = a | b)
a &= b # aとbの各ビットのANDをaに入れる(a = a & b)
a ^= b # aとbの各ビットのexclusive-ORをaに入れる(a = a ^ b)、aの特定のビット(bで1になっているビット)を反転させるのに使う。a ^= aとすると、aの各ビットを0クリアできる。
# aをbビットだけ左シフトしたものをaに入れる()
# aをbビットだけ右シフトしたものをaに入れる()
not a # aを論理型として反転(aがTrueならFalse, aがFalseならTrue)
a or b # a, bを論理型としてOR(結果は、True, False)
a and b # a, bを論理型としてAND(結果は、True, False)